こんな症状はありませんか?
脚の付け根の痛みを含め、以下のような症状がございましたら、お早めに当院にご相談ください。

- 脚の付け根の痛み、しびれ
- お尻、太ももにかけての痛み、しびれ
- 腰~下肢にかけて、力が入らない
- 立ち座り、歩行、あぐらなどが辛い
- 手術や骨折に伴う入院、療養生活などで脚に力が入りにくくなった
なお、手や足のしびれ・痛み、呂律が回らない、視野が欠ける等の症状が重なった場合には、脳梗塞や脳出血を疑い、救急外来を受診する必要があります。
脚の付け根に起こる痛み・急に立てなくなる主な原因
骨折
ご高齢の方、骨粗しょう症の方に多いのが、骨折です。
骨粗しょう症の方は、尻もちなどの軽い衝撃でも、大腿骨頸部や背骨で骨折が起こることがあります。
転倒や衝突など明らかな原因が思い浮かばない場合も、痛みが続く場合は念のため受診してください。
軟骨や軟部組織の損傷
長年の関節への負荷、運動時の急激な負荷などによって、軟骨・軟部組織が損傷するケースです。主に、歩行やしゃがみ込みなど、股関節に負荷がかかった時に脚の付け根が痛みます。
先天的に股関節の形成不良がある方は、特に注意が必要です。
その他
股関節以外にも痛みなどの症状が広がっている場合には、神経性の痛みを疑います。
脚の付け根(外側)の痛み・急に立てなくなった時に考えられる疾患
大腿骨頸部骨折
大腿骨頸部(太ももの骨の上部のくびれている部分)で起こる骨折です。
股関節を少しでも動かすと、痛みが出ます。また痛みによって、歩行に困難が生じます。特に、骨粗しょう症の方は、そうでない方と比べると骨折しやすくなっています。尻もち程度の衝撃であっても、その衝撃後から痛みが続く場合には、骨折を疑います。
骨粗鬆症
加齢、女性ホルモンの減少、カルシウムの不足などを原因として、骨がスカスカになってしまう病気です。圧倒的に女性に多く見られ、特に閉経後は発症率が高くなります。
40歳以上の女性は、定期的に骨密度検査を受け、骨粗しょう症を予防することが大切です。
変形性股関節症
加齢、大腿骨頭壊死・大腿骨頭すべり症・化膿性股関節炎、先天的な臼蓋形成不全などを原因として、股関節の炎症や骨の破壊・変形、骨棘形成などが引き起こされる病気です。
股関節・お尻・太ももの痛み、可動域の減少、下肢の筋力低下などの症状を伴います。
リウマチ性股関節症
免疫の異常などを原因として関節で痛みや腫れを引き起こす病気を「関節リウマチ」と呼びます。リウマチ性股関節症では、関節リウマチが股関節で発症しています。脚の付け根やお尻など、股関節周辺に痛みや腫れが現れます。
滑液包炎
関節の炎症によって、関節を包む滑液包で炎症が起こる病気です。関節への負荷を原因として滑膜が刺激され、滑液が増えることで発症します。痛み、腫れなどの症状を伴います。
坐骨神経痛
腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニアなどの症状の1つとして、坐骨神経痛が挙げられます。お尻~下肢にかけて、慢性的な痛み・しびれが現れます。
その他脳に原因がある場合もあります
脳梗塞や脳出血、脳腫瘍などを原因として、脚の付け根に痛みやしびれが出ることもあります。特に、手や足のしびれや痛み、呂律が回らない、視野が欠けるといった症状が重なった場合には、脳梗塞・脳出血を疑い、救急外来を受診してください。
また当院にご相談いただき、脳疾患が疑われる場合には、速やかに高次医療機関の脳神経外科をご紹介します。
手術・退院後のリハビリテーションについては、当院でも対応が可能ですので、お気軽にご相談ください。
こんな場合はすぐに受診してください
当日または翌朝に受診、場合によっては救急外来を
- 突然、片方の脚に力が入らなくなった
- 突然、脚に力が入らなくなったが、数分以内に戻った
- 転倒、交通事故などで脚に力が入らなくなった
翌日か数日以内に整形外科を受診
- 脚の脱力感が続いている
- 歩きづらさがある
- 脚の筋肉の痩せ、脱力感がある
状況によっては内科や整形外科を受診
- 風邪が治った後、脚の脱力感が続いている