その他、整形外科疾患

整形外科でよくある疾患

脊椎の疾患

頸椎症性脊髄症

頸椎症性脊髄症とは、頸椎部の脊髄が圧迫されることで、肩・腕・手指などに痛みやしびれが出る病気です。進行すると、箸やペンを使う、ボタンを留める・外すといった動作が困難になります。脊髄の圧迫は、脚のしびれ、歩行障害、排尿・排便障害といった下肢の症状の原因にもなります。

急性腰痛症(ぎっくり腰)

重い物を持ち上げる時、腰を急にひねった時などに発症します。ズキズキとした腰の痛み、腰が抜ける感じなどの症状が見られます。
多くは、安静により痛みは軽減していきます。

仙腸関節症

腰椎と骨盤のつなぎ目を指す「仙腸関節」で炎症が起こる病気です。腰やお尻、脚などの下肢の痛みが見られ、立ちっぱなしや階段の上り下りで悪化します。若い年代~中年の女性に好発します。

肩周囲の疾患

凍結肩

肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)のうち、軽快せず長期にわたって肩が上がらないものを「凍結肩」と呼びます。
痛いために動かさない→動かさないことで関節が高くなり炎症・痛みが続くという悪循環によって発症するものと考えられます。

股関節の疾患

股関節痛

股関節が痛むことを指します。
変形性股関節症、関節リウマチ、大腿骨頭壊死、大腿骨頚部骨折などの病気・ケガの症状として現れます。

大腿骨頭壊死

大腿骨の骨盤側、「大腿骨頭」の血流が低下し、骨が壊死する病気です。壊死したところが潰れることで、痛みが出ます(つぶれなければ痛みは出ません)。
はっきりとした原因が分からない特発性大腿骨頭壊死症と、外傷などを原因が特定できる症候性大腿骨頭壊死症に分けられます。

大腿骨近位部骨折

大腿骨の骨盤近くで起きた骨折の総称です。ほとんどは、大腿骨頸部または大腿骨転子部で骨折が起こります。
50歳以下ではほとんど起こらない骨折ですが、60代から徐々に、70代で急激に数が増えます。骨粗鬆症の方は、特に注意が必要です。大腿骨の骨折は、寝たきりの原因になることもあります。

膝関節の疾患

膝関節痛

膝関節が痛くなることを指します。
変形性膝関節症、関節リウマチ、半月板損傷、膝靭帯損傷などの病気・ケガの症状の1つとして認められます。

膝蓋大腿関節症

大腿骨と膝蓋骨(膝の皿の骨)で構成される「膝蓋大腿関節」の軟骨が擦り減り、痛みが出る病気です。
加齢、膝蓋骨の不安定性などを原因として発症します。

膝関節周囲骨折

膝蓋骨(膝の皿の骨)の骨折です。スポーツや交通事故で膝を打つなどし、強い衝撃を受けることで骨折します。

特発性大腿骨内果骨壊死

明らかな原因がなく、大腿骨の内側の顆部に起こる骨壊死です。典型例では、歩いている時に突然、膝に激痛が生じます。

足関節の疾患

足関節靭帯損傷

主に足首を内返しに、急にひねったことを原因として、足関節の靭帯が傷ついてしまうケガです。捻挫の一種ですが、放置していると痛みが慢性化したり、機能障害が残ることがあります。

その他の外傷

整形外科ではその他、切創、挫創、打撲、捻挫、骨折、脱臼、関節損傷、脊髄損傷など、幅広い外傷を取り扱います。スポーツ外傷、交通外傷、労働災害で生じたケガなどについても、お気軽にご相談ください。