夜になると肩がズキズキ・ジンジンと強く痛む
日中はあまり気にならないけれど、夜になると肩がズキズキ、ジンジンと強く痛むということはありませんか?
眠る時には肩の動き、姿勢が制限されるため、痛みが出やすくなるのです。
痛みで睡眠が妨げられると、QOLが低下します。また痛みから睡眠不足になり、自律神経が乱れ、症状が悪化するというケースも見られます。
その他にもこんな症状はありませんか?
夜間の肩の痛み、あるいは以下のような症状がございましたら、お早めに当院にご相談ください。
- 肩のこり、不快感で寝付けない
- 強い痛みで寝返りが打てない
- 夜間だけでなく日中も肩が痛い
- 朝起きるとバンザイをしている
肩が痛くなる・夜になると痛む原因と考えられる病気
肩こり
肩に不快なこりや痛みを感じます。首や背中へとこり・痛みが波及することもあります。また、頭痛、吐き気といった症状を伴うこともあります。
不良姿勢や運動不足、筋力・血流の低下、ストレスなどが原因として挙げられます。
肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
加齢に伴う関節や靭帯の老化によって、肩関節まわりに炎症が生じ、痛みやしびれを感じます。次第に肩関節の動きが悪くなり、腕を動かした時だけでなく、安静時にも痛み・しびれを感じるようになります。
肩腱板断裂
スポーツや肉体労働中の外傷などを原因として、肩を支える筋肉が骨から剥がれてしまった状態を指します。
腕の上げ下げの時の肩や腕の痛み、肩関節の可動域の減少などが見られます。横向き寝など、寝る時の姿勢によっては肩が圧迫されるため、夜間に痛みが強くなるというケースが少なくありません。
腱板損傷
スポーツや肉体労働中の外傷などを原因として、「棘上筋」「棘下筋」「肩甲下筋」「小円筋」から成る腱板が損傷した状態を指します。
腕から肩にかけての痛み、肩関節の可動域の減少といった症状を伴います。放置していると、関節の拘縮が起こります。
上腕二頭筋長頭腱炎
腕の付け根の外側にある、上腕二頭筋長頭腱で炎症が起こっている状態です。腕を動かした時の肩の痛みを主な症状とします。
肩関節の酷使や加齢に伴う変性、外傷などを原因として発症します。
石灰沈着性腱板炎
回旋筋腱板というインナーマッスルに石灰が沈着し、炎症を起こす病気です。肩の強い痛み、肩関節可動域の減少などの症状が見られます。しばしば、夜間の強い肩の痛みから発症します。40~50代の女性によく見られます。
野球肩
野球やテニス、水泳、やり投げなどをする人によく見られるスポーツ障害です。腕から肩にかけての酷使、誤ったフォームなどが主な原因となります。肩を動かす時・動かした後の痛み、可動域の減少といった症状を伴います。
肩がズキズキ・ジンジンと強く痛む時の対処法
肩への負担を軽減する
重い物を持たない、投球など強い負荷のかかる運動を避ける、仰向けで寝る(横向き・うつ伏せだと肩が丸まりがちです)といったことで、肩への負担を軽減しましょう。
姿勢を改善する
猫背、巻き肩などにならないよう、普段から正しい姿勢を意識しましょう。最初はつらく感じるかもしれませんが、習慣化することで正しい姿勢を維持するための筋肉が鍛えられます。また背筋を伸ばすことで、首から肩にかけての血流の改善も期待できます。
デスクワークをする人は、机や椅子の高さ、周辺の明るさなど、正しい姿勢を維持するための環境を調整しましょう。
ストレッチをする
肩や背中の筋肉を伸ばすストレッチは、肩の痛み対策として有効です。無理のない範囲で行いましょう。
デスクワークなど、長時間にわたって肩を動かさずにいると、血流が低下します。ときどき休憩をとり、ストレッチや散歩などを挟むことをおすすめします。
腫れなどがあり炎症を起こしている場合はストレッチの前に受診を
肩の痛みに加え、腫れがある場合にはストレッチを試すよりも先に整形外科を受診しましょう。
誤った方法でストレッチを行うと、炎症や腫れが悪化してしまう恐れがあります。
肩の痛みがある方は当院までご相談ください
肩の痛みは、日中・夜間に関わらずとても不快なものです。ひどい方の場合、仕事に集中できない、夜間に何度も目を覚ます、痛み止めを飲まないと眠れないといったこともあります。
加齢が原因になっていることも少なくありませんが、多くは治療により改善が可能です。原因となる疾患を治すため、また明るく快適な毎日を取り戻すため、我慢せずにお早めに当院にご相談ください。